マイクロスコープとは、歯を拡大して見ることのできる実体顕微鏡です。
マイクロスコープを使用することによって、
肉眼では見ることのできない歯の細かい凹凸や、
隠れた根管、補綴物のフィットの状態など様々なことが分かるので、診断能力が大幅に向上し、
より精密な治療を行うことが可能になります。
- 検診
- 肉眼では見落としがちなむし歯やつめものの不適合を見逃しません。
- 精密審美歯科治療
- 歯を削る量を最小限にし、また精密な検査は再治療を防ぐことができます。
- 審美歯科でのマージン、適合の確認
- 型取り前のラインの確認、かぶせものやつめものの適合を確認します。
- 審美歯科で用いる接着性セメントの取り残しの確認
- 取り残しのセメントは歯石と同じように歯周病の原因となります。
- 根管治療
- 従来手探りの治療が実際に根の中を見ながら治療することができます。
これにより精度の高い治療や折れ残ったリーマー(針のような器具)を取ることができ抜かなければいけなかった歯を残すことができます。 - 精密な外科治療
- 歯根端切除手術やサイナスリフトなど精密さの求められる外科手術に用いられています。
またマイクロスコープでしか取り扱えない髪の毛より細い縫合糸は傷跡を目立たせないようにします。
精密な治療は、再治療を防ぎ、長期的に優れた治療結果を生みます。
マイクロスコープは実物を24倍まで拡大します。
近年では脳外科の手術でTVで頻繁に取り上げられており手術の傷が小さくその結果治癒も速くなります。
虫歯治療や神経治療などの細かい処置は非常にきれいに仕上がります。
アナログテレビから地デジに変わり解像度が美しくなったときのような感動がそこにはあります。