2012/08/15

妊娠と口腔環境について

日々の診療で 「妊娠中に赤ちゃんに栄養を取られて虫歯が多くなったり抜けてしまった。」という悩みをお受けすることがあります
このような事実はございません
妊娠するとつわりで歯磨きすることが難しくなったり おう吐の連続でお口の中が酸性になることで歯が溶けやすい環境になってしまう
また女性ホルモンの分泌が増加することで歯周病菌の活動も活発になり歯周病が悪化 普段症状がない方でも歯ぐきが腫れてくる
さらに歯周病菌の感染で起こる免疫反応で放出される炎症物質などにより子宮の収縮が促され早産や低体重児出産の原因になるといわれています
この危険度はアルコール タバコよりも高いことに驚かされます
妊娠中は処方できる薬や治療にも制約があります
ぜひ 妊娠がわかったら一度妊娠中に痛みが出ることがないかお口の中の検診とお掃除をしていろんなリスクを切り離していただきたいと思います
ぜひ生まれてくる大事なお子さまのために・・・
お電話でのお問い合わせ
  • メールでのお問い合わせ
  • アクセス方法

すまいるデンタルクリニック

大阪市西淀川区佃3-6-17-1F
阪神電鉄本線千船駅より徒歩1分