清掃・形成された歯根管の中の空洞を封鎖して無害なものにすることによって、歯周組織への感染を防ぎ、歯根尖にできていた病気を治し、かつ歯の機能を維持させることです。
治療の後で歯が浮いたような感じになったり、強く噛むと痛みが出ることが時々ありますがほとんどの場合、2~3日で自然に治ります。もしも、このような症状が長く続いたり、痛みが強くなるようでしたらご連絡ください。
根の治療が終わってから被せものが入るまで、3ヶ月以上たつと痛みがなくても再感染していると考えられます。
再治療にならないよう予約の日時をできるだけ守るようにしてください。
虫歯を放っておくと、虫歯は深く進んで神経に達し、歯がしみたり痛んだりします。
これを歯髄炎といいます。歯髄が細菌に感染してしまったということです。
この場合、感染した神経やその周りの感染源をきれいに取り、根管内を内部から拡大して清掃し、きれいな状態になってから、根管内をガッタパーチャという薬で封鎖していきます。
神経を取ると歯は死んだ歯なので、割れやすくなります。
できるだけ虫歯が神経に到達する前に治療しましょう。
神経が死んで根の中の治療をしていなかったり不完全な場合、根管内に細菌が感染して根の先に膿を持ったりひびいたりします。
この場合、感染した根管内の腐敗物などを取り除き、きれいな状態になってから根管内をガッタパーチャという薬で封鎖していきます。